13.1. 生物学と社会 : 絶えざる病気
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1960年代に世界保健機構(WHO)はマラリアを媒介する蚊を根絶するための運動を会し
その活動は蚊の生息地にDDTと呼ばれる殺虫剤を散布する事に集中した
最初の成果は有望なものだったが、すぐに進展がなくなり、最終的に計画は打ち切られた
初期には、比較的に少ない量の殺虫剤で昆虫の99%は殺されるであろう
少数の生き残った昆虫は、この化学攻撃に抵抗することができる対立遺伝子を持っている
たとえば、その対立遺伝子は殺虫剤を分解する酵素をコードしているかもしれない
生存した昆虫が繁殖し、その子どもたちはこれらの対立遺伝子を受け継ぐことになる
世代ごとに集団内の抵抗性昆虫の割合は増加していく
殺虫剤耐性昆虫は、進行中の進化の1つの例
シードラゴン(リーフィーシードラゴン)は自然選択により、環境に対するどのくらいの進化的適応が起きるかを物語っている
進化の理解は、すべての生物学分野を活性化する
進化生物学の応用により、医療、農業、バイオテクノロジーや保全生物学が変化してきている
→13.2. チャールズ・ダーウィンと『種の起源』